
株式会社アズスタッフ(本社:東京新宿区、代表取締役社長:小林周一、以下当社)は、
2017年6月1日から同年6月30日の期間に派遣登録をした求職者へ、転職理由についてのアンケートを1,035名へ行いました。
<調査内容>ドライバー職の求職者動向(2017年6月)
・ドライバー職希望者の性別・年齢比
・転職のきっかけ・前職
≪調査結果≫
【1】年齢・男女比について
近年、慢性的な労働力不足が問題視されるドライバー業界ではありますが、
やはり少子化の影響が大きく、全体で見ると20代が30%、30代が26%、40代以上が44%以上という結果になりました。
企業側ではこの問題への取り組みとして、未だ男性が多いイメージのあるドライバー職に対し、
女性の活躍できる環境作りに力を入れ始めていますが、本調査では9%の女性がドライバー職を希望していることが結果に表れました。
【2】ドライバーを希望する求職者の前職について
ドライバーを希望する求職者の前職ですが、
前職がドライバーだった求職者が31%、営業や接客業など他業種からの求職者が69%という結果になりました。
【3】ドライバー職から他社ドライバー職への転職理由(なぜドライバー職を続けるのか)
転職理由として最も割合が高かったものが、「労働時間・労働環境」と「給与が低かった」というシビアな理由でした。
またドライバーを続けるのは、「運転が好きだから」という好印象な理由がダントツであり、
準じて「収入が良さそうだから」(他職種に比べて)という理由でした。
【4】他職種からドライバー職への転職理由(なぜドライバー職を選んだのか)
人材不足が続いている運送業界としては、ここが一番気になるポイントだと思います。
他職種からドライバー職への転職希望者は、色々な事情から転職を考えておりましたが、
24%の回答は「前職は給与が低かった」となっております。
加えて、26%は、「ドライバー職は収入が良さそう」と考えており、
4人に1人程度は、金銭面での転職理由である傾向が見て取れました。
ですが、ドライバー職を希望する方の一番多くは、やはり「運転が好き」という理由になっており、
運転が苦手・好きではない方が、金銭のために、取り急ぎドライバー職を目指している傾向は、少ないように感じます。
◆調査結果まとめ
人手不足のドライバー業界ではありますが、
ドライバー未経験者としては未だ稼げるというイメージを持っている方が多いと言える結果になりました。
本調査から、慢性的な労働力不足の解決法として、
ドライバーが満足できる労働環境や給与を準備することが効果的だと言えるのではないでしょうか。
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